ブログ記事をやみくもに書いても上位表示されません><
検索結果で上位表示を狙っていくには「キーワード選定がとっても大切」になってきます。
SEOで勝負する上で超重要な部分になります。
しっかりとしたSEOに適したキーワード選定方法が知りたいですよね?
そこで初心者にもわかりやすくキーワード選定方法から記事の書き方まで4ステップで詳しく解説します。
この記事でわかること
- 記事の基本となるキーワード選定方法
- キーワードを整理して記事にする方法
- どこからキーワードを持ってくるのか
ブログのキーワードとは何?
キーワードとは?
- ユーザーさんが悩みなどを打ち込んだ文字
- ユーザーさんの悩みを解決するため
- 知りたい事の糸口としてキーワードを使う
キーワードとは「ユーザーさんが悩みを打ち込んだ文字」のことをいいます。
例えば、あなたがおいしいラーメン屋さんを探しているとき「地域名 ラーメン おすすめ」などとスマホで検索しますよね?
検索結果に、ブログでその地域のおいしいラーメン屋さんを紹介していたら参考になります。
このように、ブログのキーワードとは「検索ユーザーさんの悩みを解決する」ために打ち込んだ言葉になります。
ブログで書くことは「ユーザーさん打ち込んだキーワードに対しての答えを返してあげる」ことが重要になってきます。
ユーザーさんが、悩みをもとに打ち込んだ文字の事をキーワードと言います。
このキーワードをもとにユーザーさんの悩みを解決する記事をブログで書いていくことが基本となっていきます。
キーワードの検索ボリュームを調べる
そもそも、誰も検索していないキーワードで記事を書いても誰も見に来ません><
検索ボリュームとは「1ヵ月に何人のユーザーさんが検索している」かを調べることができます。
その検索ボリュームをもとに記事を書いていく指標にしていきます。
狙っていくキーワードの大きさに注意が必要です
- ビックキーワード
(クレジットカード・ダイエット・脱毛) - ミドルキーワード
(ダイエット お腹・クレジットカード おすすめ) - スモールキーワード
(ダイエット お腹 3ヵ月・脱毛 ケア 地域名)
検索ボリュームの高いキーワードでは、たくさんの方が検索するので「その分ライバルになるサイトも強く上位表示は難しい」と難易度が高くなります。
ビックキーワードの語数が少ないキーワードは、一般的で検索されやすいですが「その分ライバルが多く、検索意図も広く攻略するのは厳しい」です。
しかし、ミドル→スモールキーワードになるにつれて語数が多くなり、検索ボリュームも低くなって攻略しやすくなっていきます。
まず最初にブログで最初に狙っていくのは、語数が多いスモールキーワードです。
では、実際にキーワードを決めて具体的に整えていきます。
❶メインのキーワードから洗い出す
主軸のキーワードとは?
- Googleサジェスト
- Yahooサジェスト
- ラッコキーワード
ブログで狙っていくキーワードは、狙っているキーワードを軸に洗い出していきます。
Googleサジェスト・Yahooサジェスト
例題として「ブログ」を題材にキーワードを決めていきます。
順番としてまずは「Googleサジェスト」「Yahooサジェスト」を拾います。
理由は、日本でほとんどの人がGoogleとYahooで検索しているからです。
サジェストは、提案という意味で1つ文字(キーワード)を打つと「他の方はその文字からこんなことを検索していますよ」と候補で出てくる文字の事です。
「ブログ」と打ち込んで出てきたサジェストを見てみます。
知りたいことがあって検索したときに「あっこれについても知りたいな…」と思う候補が出てきます。
(実際に検索されているキーワードです。)
GoogleサジェストやYahooサジェストは、検索ボリューム関係なしに検索されやすいキーワードです。
まず最初にサジェストを第一候補として拾い出すと良いです。
ただし、サジェストは「定期的に変わる可能性がある」ので一定期間(3~4ヶ月)ごとに確認しましょう。
ラッコキーワード
次に、最初に「ブログ」と検索している方がどんな文字で検索しているのかを知ることができるツールがあります。
それは「ラッコキーワード」です。
ラッコキーワード:https://related-keywords.com/
お金もかからずに2語キーワード(ブログ+〇〇)から3語キーワード(ブログ+〇〇+〇〇)まで過去に検索されたキーワードが全部出てきます。
検索窓のすぐ下にブログのキーワード数も表示されます。
「ブログ」というキーワードの種類(1語+2語+3語)は「912種類」あるということになります。
このキーワードを基準にサイト設計していきます。
全部を記事にしていくのではなく、検索ボリュームと関係性をもとに取捨選択をしていきます。
続いて実際に使うキーワードと使わないキーワードを分けていきます。
❷実際に使うキーワードを選定する
キーワード選定ポイント
- 重要度の高いキーワード(サジェストキーワード)
- ラッコキーワードで需要のあるキーワードを選ぶ
- 関係の少ないキーワードは省く
サジェストは、絶対に使うキーワードになります。
ラッコキーワードは、検索履歴のあるキーワードですので検索ボリューム(月に何回検索されたか)をもとに取捨選択していきます。
検索ボリュームとは「月に何回ユーザーさんに検索されたか」の数を言います。
この検索ボリュームを調べることができます。
Google広告「キーワードプランナー」とは?
月間検索ボリュームを調べることができるのは、Google広告の「キーワードプランナー」です。
Googleに出稿「お金を払って広告を載せている」と細かい月間検索ボリュームを知ることができます。
出稿していないとアバウトな検索ボリュームが表示されてしまいます。
月200円でも出稿できますのでやり方はこちらの記事にあります。
>>Google広告出稿のやり方
検索ボリュームの調べ方
ラッコキーワードの検索窓に「ブログ」と打ち込むとこのような画面になります。
下には、ブログに関する検索されたキーワードの一覧がでてきます。
図の「全キーワードコピー(重複除去)」を押すとキーワードをコピーできます。
Google広告のツール(工具のマーク)からキーワードプランナーを選択すると上記の画面になり「検索ボリュームと予告のデータを確認する」を押します。
「検索ボリュームと予測のデータを確認する」の下の窓に先ほどラッコキーワードでコピーした文字全部を張り付けます。
窓の下にある「開始する」をクリックします。
すると上記画面のように「ブログに関する検索ボリュームが表示」されます。
「月間平均検索ボリューム」を押すとボリューム順に表示を変えることができます。
この月間検索ボリュームをもとに選定していきます。
検索ボリュームが高ければ高いほど検索されますが、ライバルが強いので上位表示は厳しいです><
検索ボリュームの低いキーワードは、検索している人が少ない分上位表示しやすいです。
まず初心者ブロガーが狙うべきは『検索ボリューム50~500』
最初は検索ボリュームの低いキーワードを攻略して成功体験を積み重ねると良いです。
慣れてきたら徐々に大きい検索ボリュームを狙っていきましょう。
❸キーワードを整理して整える
キーワードプランナーで抽出した検索ボリューム50~500のキーワードを整理していきます。
検索ボリュームだけではなく、関係性も考えて取捨選択していきます。
検索ボリューム50~500のキーワードを書きだす
自分のブログの方向性と関係のないキーワードは省きます。
キーワード | 検索ボリューム | 関係性 |
ブログ 村 登録 | 480 | 低い |
ブログ 育児 | 480 | 低い |
ブログ 記事 ネタ | 480 | 高い |
ブログ 継続 | 480 | 高い |
ブログ 更新 頻度 | 480 | 高い |
ブログ スピリチュアル | 480 | 低い |
ブログ 料理 | 480 | 低い |
ブログ 始める おすすめ | 480 | 高い |
ブログ 離婚 | 480 | 低い |
関係性の低いキーワードを省いたら、主軸になるキーワードを決めていきます。
主軸になるキーワードを決めて再度洗い出しします。
キーワードを決めて再度洗い出し
例として「ブログ 継続」を選んだとします。
ラッコキーワードで再度「ブログ 継続」と検索します。
キーワードプランナーで検索ボリュームを再度チェックする。
ここに出てきた検索ボリューム10以上のキーワードを整理して記事を構成していきます。
- ブログ 継続
- ブログ 継続 コツ
- ブログ 継続 できない
- ブログ 継続 率
- ブログ 継続 収益
- ブログ 継続 効果
- ブログ 継続 難しい
- ブログ 継続 モチベーション
「ブログ 記事」というキーワードの記事は上記の8個のキーワードを軸に作っていきます。
次に具体的に記事構成をやっていきます。
❹キーワードに沿って記事構成を考える
メインキーワード「ブログ 記事」を軸に洗い出した8つのキーワードで記事を作っていきます。
「ブログ 記事」で再度洗い出したキーワード
- ブログ 継続 480
- ブログ 継続 コツ 210
- ブログ 継続 できない 140
- ブログ 継続 率 70
- ブログ 継続 収益 70
- ブログ 継続 効果 10
- ブログ 継続 難しい 10
- ブログ 継続 モチベーション 10
重要度は、検索ボリュームの高い順に構成していきます。
検索ボリュームの高い順に優先順位が高くなります。
- タイトルに含める
- メタディスクリプション(サイト説明文)にブログと継続は2回ずつ含める
- 見出しに含める
- 文中に含める
順番に構成していきます。
1.タイトルにメインキーワードを含める
タイトルはとっても重要で一番最初にユーザーさんが見る場所です。
タイトルは
- メインキーワード(ブログ 継続)を左寄せで入れる
- 32文字以内に納める
- 2節に分けてテンポよくする
- 具体性を出す
例)
ブログを【継続】するには?運営してわかった〇個のコツを徹底解説!
2.メタディスクリプションにブログと継続は2回ずつ
- メインキーワード「ブログ・継続」は2回ずつ入れる
- 120文字以内で書く
サイト説明文には、メインキーワードの「ブログ」と「継続」は2回ずつ入れて120文字以内で書きましょう。
120文字以上は…と表示されてしまいます。
3.見出しにキーワードを含める
見出しには階層があります。
- タイトル
- H1
- H2
- H3
- H4
- H5
上に行くほど重要度が増し、下に行くほど重要度は下がっていきます。
基本はH2とH3の見出しになってきますが、全部の見出しにキーワードを入れるわけではありません。
目安として
- H2 7割
- H3 4割
- H4 ほとんどなし
4.文中に含める
違和感のない範囲内で文中にもキーワード「ブログ 継続」を含めていきます。
やりすぎておかしな文章にならないようにします。
共起語を含めてライティングするのも有効です。
共起語を知るには便利なツールがあります。
共起語検索:https://neoinspire.net/cooccur/
そこまで意識しすぎない方がいいですが、共起語も含めてライティングしていくと評価も上がりやすくなります。
まとめ
ブログのキーワード選定から整理して記事の基にする方法を解説してきました。
ユーザーさんの検索しているキーワードありきで記事を作成していく必要があります。
初心者のブロガーさんが最初に狙っていくキーワードについては、最初に攻略しやすいキーワード(検索ボリュームが低いキーワード)を攻略していきます。
検索ボリュームが低いキーワードは、上位表示されやすくたくさんの記事が上位表示されていけばブログ全体の評価も上がっていきます。
「ユーザーさんはこのキーワードを通して何を知りたいのか」を良く考え記事を書いていく必要があります。
Googleの理念にもあるように「ユーザーさんの満足のいくコンテンツを作る」を心掛けてサイトを成長させてくださいね!