ブログを始めてみたけどブログの文字数の目安ってあるのか気になります。
そこでこの記事ではブログの文字数や上位表示するために必要なことを解説します。
この記事ではこんなことを解決できます。
この記事でわかること
- ブログ記事の文字数って何文字がいいの?
- キーワードに対する答えを出したい
- ブログ記事で上位表示するためには?
キーワードによってブログの文字数が違う3つのポイント
- 強いて言うなら2,000文字は必要
- ユーザーファーストで記事を書く
- 欲しい答えを返す
結論から申し上げますと「ブログ記事の文字数に答えはありません。」
なぜかと言うと「キーワードに対する答えを返すための文字数はそれぞれ違うから」です。
では、基準とすることは何なのでしょうか?
3つのポイントについて解説します。
❶最低でもブログの文字数は2,000文字はかかる
検索結果を見てみると傾向的には「少ないよりは多い方が上位表示されている」ことが多いです。
正確に言うと、ユーザーさんが知りたい答えを書くのには最低でも2000文字は必要になってきます。
検索しているキーワードの幅によりますが、キーワードの数が多い方がユーザーさんが知りたいことが明確になり「ブログの文字数も少なく答えを返せる」ということになります。
キーワードの数が多いほど知りたいことが明確
例)
「ラーメン」
→ラーメンの何を知りたいのかわかりにくく多角的に書くので文字数は多めになる。
「ラーメン オススメ 渋谷区」
→渋谷区のおいしいラーメン屋さんが知りたいと、知りたいことが明確なので文字数は少なくなる。
キーワードの数が多いほどユーザーさんが知りたいことが明確になり、必然的に文字数は少なくなります。
❷Googleはユーザーファーストで順位を決めている
Googleは「ユーザーファースト」で順位を決めています。
Googleの10の事実の1
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。
ここを軸にブログ記事やコンテンツを作っていくことが大切です。
「知りたいことを伝えるために書いた文字数=ブログ記事で必要な文字数」
ということになります。
❸欲しい答えを返すことが重要
ブログの記事は「キーワードをもとに内容を書いていく」ことが大切です。
例えば「ブログ 文字数」と検索したのに、ブログ記事の内容が「ブログの記事の書き方」が書かれていたら
『そんなこと知りたいわけじゃないし…』
と他のページへいってしまいますよね?
ダラダラと関係のないことを書いてもユーザーさんに読み進めてはくれません。
ネット記事の特徴は「まず最初に答えを書く」ことが大切です。
ユーザーさんの心の流れ
まず答えを知る
「そうそうこれが知りたかった!もっと詳しく見てみよう」
↓
詳しい説明
「ふむふむ、なるほどそういうことね」
↓
具体例
「わかりやすい例えね!」
↓
最後にまとめ
「なるほど!改めて理解できた」
欲しい答えを簡潔に伝えることでユーザーさんが満足できる記事となります。
詳しくは下記の記事を参考にしてください。
ブログを始めてみたけどライティングは苦手…僕も最初はそんな風に思っていました。 しかし、文章は基本の型にはめて書き進めればとっても楽になりました^^ そんなブログのライティングの型と要点を10個にまとめてみました。
次にブログ記事が上位表示するために必要なことについて解説します。
ブログ記事が上位表示するための基礎4つ
上位表示するための基礎4つ
- ペルソナ設定
- 知りたいことをわかりやすく提示
- 次に欲しいであろう情報も補助
- 具体例や根拠をわかりやすく
まず最初に、必要な文字数でブログ記事を書く上で大切なことを解説します。
❶ペルソナ設定
ペルソナとは「そのキーワードを検索してくるであろう具体的なユーザーさん」のことです。
初心者にありがちなのが、欲張って色々なユーザーさんに向けた記事をかいてしまい「結局何が言いたいのかわからない」記事になってしまうことです。
万人受けする記事よりも「一人の悩みが深いユーザーさんに向けて書いた記事」の方がユーザーさんの心に刺さりやすくなります。
1人だけ…と思うかもしれませんが、1人が悩んでいることは多くの同じ悩みを抱えているユーザーさんもいるということです。
具体的にペルソナ設定をしてみます。
- 年齢
- 性別
- 家族構成
- 学歴
- 仕事
- 悩み
- 収入
- 友人関係
- 趣味
を想像しならがターゲットを考えていき一人の人物像を固めていきます。
次に想像した一人の考えていることを設定していきます。
- いつもの生活スタイルは?
- どのような悩みを抱えているのか?
- どんな希望があるのか?
- 何のことが知りたくてそのキーワードで検索した?
- その方の価値ある情報は何?
- 収入はどのくらい上げたいのか?
より具体的にペルソナ設定をすることによって「どんなことを深く知りたいのかの切り口が増える」のです。
1人の深い悩みは「同じ深い悩みを抱えている人もたくさんいる」というです。
具体的にペルソナ設定をすることによって、その方の心にグッサリ刺さる「そうそう!そのことが知りたかったんだよ!」ということになります。
❷知りたいことををわかりやすく提示
わかりやすく提示するポイント
- 箇条書きで提示
- 装飾して目立つようにする
- 流し読みでも目に止まる
ブログ記事では、ダラダラと文章で説明していくよりも「知りたいことはわかりやすく提示する」ことがポイントになってきます。
要点を先に提示して、その後それぞれの詳しい説明をすれば良いです。
残念ながら一生懸命文章を書いてもユーザーさんは基本「文章を深く読んではくれません。」
何なら「知りたい答えだけをさがしています。」
伝えたい要点はわかりやすく提示することが大切です。
要点を提示することによって、より深く知りたいユーザーさんは先を読み進めやすくなります。
❸答えを知った後に欲しいであろう情報を補助
- メインの答えがわかった後に知りたいことも載せる
- ユーザーニーズの深堀
- ブログ記事の離脱率が下がる
キーワードに対する答えを提示した後、次に知りたいであろう情報も載せておくと良いです。
ユーザーさんの満足度も上がり、他のページへ行って再度調べる手間を省くことができます。
ユーザーニーズを上げてブログ記事の滞在時間が長くなることはSEO的にもとっても良いと言われています。
例)
・ブログの記事数の目安は2,000文字くらい
(なるほど大体の目安は2,000文字以上書けばいいのね…)
↓
・キーワードに対する答えを書くことが重要
(文字数にこだわらず、知りたい答えを書くことが重要なのね。)
↓
・答えをわかりやすく提示して余計な事は書かない
(なるほど!箇条書きで提示して簡潔にまとめるとわかりやすくなるのか。)
このように1つの答えを知った後、知りたいであろう次の情報を提供してあげることでユーザーさんの満足度は上がっていきます。
❹具体例や根拠をわかりやすく
まず「要点を提示」→「それぞれ詳しく説明」となり、その後は「具体例や根拠を提示」すると良いです。
その基準はPREP法に基づいています。
PREP法とは?
- Point:要点・答え
- Reason:詳しい説明・理由
- Example:具体例・根拠 ←ここ
- Point:結論
要点・理由を伝えた後に「具体的な例えや、根拠を伝える」ことでより深く理解しやすくなります。
根拠についてはその道の専門家の方が書いてあることを引用するとより信用性が増します。
- 趣味でダイエットしている人
- ライザップでインストラクターとして10年働いている人
どちらの言っていることが信用できるか明確ですよね。
やっぱりその道の専門家で実績がある方に軍配が上がります。
- 法律の事なら弁護士
- 病気の事ならお医者さん
根拠や権威性がある方の言っていることは説得力があります。
より具体的に上位表示させるために
上位表示させるために必要なこと(応用編)
- 見出しを参考にする
- ブログ文字数チェック
- ちらばった情報をまとめる
- 上位サイトに無い補足情報を足す
次に、より具体的にブログ記事が上位表示するために必要なことを4ステップで解説します。
検索結果の上位にいるライバルサイトを参考にします。
※決してコピペするわけではありません。
ライバルサイトが、Googleの検索結果の上位にいるということは「そのキーワードに対してしっかり答えを返しているサイト」ということになります。
上位サイトを参考にしつつ、オリジナリティを足してユーザーさんの満足度の高い記事を書いていきます。
❶見出しを参考にする
ライバルサイトの見出しをチェック
- 検索結果1~2ページのライバルサイトを参考にする
- エクセルやスプレッドシートに書き出す
- 見出しの共通点を洗い出す
- 比較検証して抜け落ち項目を足す
検索結果の1~2ページ目にいるライバルサイトの見出しを書き出します。
エクセルやスプレッドシートに書き出すと比較しやすく、抜け落ち項目などを見つけやすくなります。
便利な無料ツールで簡単に見出しを抽出できます。
- グーグルクロームの拡張機能「SEO META in 1 CLICK」
- ラッコキーワード「見出し抽出」
上位サイトの見出しをエクセルやスプレッドシートに書き出して検証します。
キーワードの含有率や、項目の書き方などを参考にして「主要部分を参考にしながら自分の見出しを作成」していきます。
上位表示されている見出しの共通点は必須項目になります。
❷ブログ文字数チェック
ブログ文字数チェック
- 上位ライバルサイトの文字数チェック
- おおよそ必要な文字数の目安にする
狙っているキーワードで上位表示するための目安の1つとして「上位サイトの文字数」があります。
実際に上位サイトのブログ記事をコピーして何文字で書かれている記事かを調べます。
無料文字数カウントツール:http://www1.odn.ne.jp/megukuma/count.htm
四角の中に文字をコピペして文字を数えるを押すと全部の文字数が出てきます。
狙っているキーワードで必要なおおよその文字数の目安として考えられます。
逆に言えば「そのキーワードの答えを返すのに必要な文字数」ということにもなります。
❸ちらばった情報をまとめる
上位サイトを検証して散らばった情報をまとめる
- 共通項目は必須
- あちこちにある情報を整理する
- 1つの記事で完結できる記事を目指す
ブログ記事上位サイトを検証して「共通項目は上位表示に必須項目」と考えられます。
それぞれに書いてあることと、それを踏まえたうえでユーザーさんが知りたくなる項目を考え、必要なら足してブログ記事にまとめていきます。
「あちこちに散らばっている情報を整理してまとめる」=「1記事で問題が解決できるので便利な記事」
ということになり、これも1つのオリジナリティとなります。
❹上位サイトに無い補足情報を足す
悩み系のキーワードなら「Yahoo知恵袋」や「教えてgoo」で悩みを深堀します。
上位サイトに無い項目で「ユーザーさんが知りたいであろう解決策」が見つかったりします。
同じ悩みを抱えているリアルな声と解決策が知れてとっても便利です。
それ以外のキーワードは、キーワード単体や類義語で検索すると良い情報が拾える時があります。
まとめ
ブログ記事の文字数まとめ
- 上位表示されている文字数を参考にする
- 大切なことは文字数よりも答えを返すこと
- ユーザーさんが満足できるのに使った文字=ブログ記事で必要な文字数
- ユーザーファーストでブログ記事を書く
ブログ記事の文字数から、上位表示するために必要なことを解説してきました。
上位表示されているブログ記事の文字数は参考にしながらも見出しや内容も網羅する必要があります。
さらには、キーワード単体や共起語を通してもっと深く調べるとオリジナリティを上げることもできます。
大切なことは文字数がきっちり決まっているのではなく「ユーザーさんが知りたいであろう答えを返すことが必要」で答えを返すために使った文字数が必要な文字数ということになります。
Googleの理念にあるように「ユーザーファースト」を基本に役に立つ記事を書いていけば上位表示されていくと思います。